「このタイミングで台風!!?」
シーズンも残り数日というところで台風が通過いたしました。
これがなんとも厳しくて・・・
最寄の河川はどこも濁りや増水が強く、最終日までに落ち着く?なんて感じでした。
9月28日
様子を見に近くの河川へ。
白っぽいイヤな濁りと増水・・・それでもせっかくだからと入渓しました。
激流を避けながら「際」を攻めて・・・出ましたよ、尺。
薄っすら錆びの入ったヤマメでしたが・・・出来ればもう少し「秋色」の、
出来れば「鼻曲がりの雄」が欲しい・・・。
そんな思いでしたが、釣りあがるには厳しいコンディションのため、この日この1匹で良しとしました。
そして29日・30日
もう残り2日間しかありません。私、気合入ってました。
的も絞ってました。「あの河川のあそこだ!」。
出ると思ってました。出せると・・・。
ある人物に連絡しました。
「まだコンディションは厳しいですが、明日○○川に入ります。」
さらにこう言いました
「出ればデカイと思うんですよ、ドンっと一発狙いで・・・
状況が状況なだけに、まぁなんとも言えませんけどね。」
・・・なんて、謙遜です。ホントは自信あったんです。
29日当日
その「ある人物」と落ち合い、ポイントへ向かい、いざ入渓。
水量・濁りなどは私の想定範囲内でしたが、橋脚には物凄い高さまで流木が積み重なり、周囲には流されてきたゴミがあちこち半端ねェ~。
それでも私・・・
ジャケットの襟にワイヤレスのピンマイクを付け、「ある人物」が構えるビデオカメラが発するプレッシャーを背負いながら、それでも私は「釣れる」と信じていました。
・・・出鼻をくじかれました。
とにかく釣れませんでした。あちこちのポイントに入りましたが、その場その場で尽く私の自信が音を立てて崩れていきました。辛うじて小さいのが数匹釣れましたが・・・。
「こんなはずじゃ~ねェんだよ!」
納得がいかず翌日30日渓流最終日。
「ある人物」にわざわざ岩手に一泊していただき、河川を変えて再戦ですよ!
午前5時過ぎ、いざっ!
・・・ポツリ、ちびヤマメ。
・・・・ポツリポツリ、雨。
午前8時過ぎ、強くなってきた雨に打たれ・・・
2投連続キャストミス。心が折れる音が私には聞こえました。
きっとワイヤレスのピンマイクを通し「ある人物」にも聞こえていたのでしょう・・・
振り向くと「その人物」・・・「お疲れ様でした。」
今期、岩手渓流これにて終了です。
結果的に私・・・結果的に最後に惨敗致しました・・・
でもこれは私にとってとても貴重な経験!
ピノキオの鼻がポキポキと折れ、これ以上剥けたら血が出ちゃう!ってくらい一皮も二皮もズル剥けましたョ。
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